Excel VBA 入門講座

第4章 2.ワークブックを開く Excel VBA 入門講座 第4章 4.ワークブックの保存
ワークブックを閉じるワークブックを閉じる

ワークブックを閉じるにはCloseメソッドを使用します。引数により保存して閉じる、保存しないで閉じるを指定できます。

メソッド引数定数内容
CloseSaveChangesTrueブックの変更を保存します。ブックにファイル名が付けられていない場合は、引数 FileName を使ってファイル名を指定します。引数 FileName を省略すると、ファイル名の入力を促すダイアログ ボックスが表示されます。
Falseファイルの変更を保存しません
省略ファイル名の入力を促すダイアログ ボックスが表示されます。
Filename--指定されたファイル名で、変更したファイルを保存します。

'ワークブック"Book1"を保存して閉じる
'新規の場合はダイアログボックスが表示される
Sub CloseWorkbook()
     Workbooks("Book1").Close SaveChanges:=True
End Sub

'ワークブック"Book1.xls"を保存しないで閉じる
Sub CloseWorkbook()
     Workbooks("Book1").Close SaveChanges:= False
End Sub

'ワークブック"Book1.xls"をファイル名"Book2.xls"に変更して閉じる
Sub CloseWorkbook()
     Workbooks("Book1").Close SaveChanges:=True, _
                                Filename := "Book2"
End Sub

ワークブックを閉じると共にExcelを終了する場合はApplicationオブジェクトとQuitメソッドを使用します。


'ワークブック"Book1.xls"を保存して閉じると共にExcelを終了する
Sub CloseWorkbook()     
     Application.Quit
     Windows("Book1.xls").Close True
End Sub

'ワークブック"Book1.xls"を保存しないで閉じると共にExcelを終了する
Sub CloseWorkbook()
     Application.Quit
     Windows("Book1.xls").Close True
End Sub
第4章 2.ワークブックを開く Excel VBA 入門講座 第4章 4.ワークブックの保存 TOP