Excel VBA 入門講座

第4章 4.ワークブックの保存 Excel VBA 入門講座 第5章 1.変数
ワークブックのイベントプロシージャワークブックのイベントプロシージャ

Workbookのイベントプロシージャとは、"ワークブックを開いた"、"ワークブックを保存した"といった具合にワークブックに対して操作(イベント)を行った際に実行されるプロシージャです。

以下はイベントプロシージャの使い方です。

1.プロジェクトからワークブックを選択(図ではBook1を選択)→表示→コードをクリックします。

ワークブックイベント

2.左のドロップダウンリストより、Workbookを選択します。

ワークブックイベント

3.以下のコードが自動的に記述されます。

ワークブックイベント

4.右のドロップダウンリストより、イベントプロシージャを選択します(図ではBeforeCloseを選択)。

ワークブックイベント

5.イベントプロシージャを選択すると自動的にコードが記入されるので、コードを記入します(図ではメッセージボックスを表示させるコードを記述)。

ワークブックイベント

6.ワークブックを保存しようとするとメッセージボックスが表示されます。

ワークブックイベント

7.Workbookのイベントプロシージャには以下のものがあります。

イベント内容
Workbook_Openワークブックを開いた時に発生します。
Workbook_Activateワークブックがアクティブになった時に発生します。
Workbook_WindowActivateワークブックウィンドウがアクティブになった時に発生します。
Workbook_WindowResizeワークブックウィンドウがリサイズされた時に発生します。
Workbook_BeforeCloseワークブックを閉じる前に発生します。
Workbook_WindowDeactivateワークブックウィンドウがアクティブでなくなった時に発生します。
Workbook_Deactivateワークブックがアクティブでなくなった時に発生します。
Workbook_BeforeSaveワークブックを保存する前に発生します。
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